【社説】目を引いた大統領側近のさっぱりとした退場=韓国

【社説】目を引いた大統領側近のさっぱりとした退場=韓国

2017年05月17日10時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  文在寅(ムン・ジェイン)大統領の腹心に挙げられる楊正哲(ヤン・ジョンチョル)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書官がきのう「退場する」と述べた。彼は知人らに送ったショートメッセージを通じ、「新政権ではいかなる職責も務めない」という考えを明確にした。崔宰誠(チェ・ジェソン)、鄭清来(チョン・チョンレ)元議員ら文大統領の核心参謀も同日「二線後退」の意思を明らかにした。李鎬チョル(イ・ホチョル)元青瓦台民情首席秘書官が「すべきことをすべてやった」として大統領就任式の日に海外に出かけたのに続き大統領側近が相次いで退いた。

  全海チョル(チョン・ヘチョル)議員とともに「3チョル」と呼ばれた楊正哲元秘書官、李鎬チョル元前首席秘書官は文大統領の最側近として知られている。青瓦台の核心職を占めるだろうという予測が広まっていた。だが白衣従軍を宣言したり退く側を選んだ。側近と秘線中心の国政運営から脱出する端緒という点から斬新で美しい姿だ。特に楊元秘書官は親盧覇権主義議論の中心に立っていた人物だ。彼の退場により親文覇権主義に対する懸念はひとまず鎮まることになった。コード人事から抜け出す契機になれるという意味も持つ。

  過去の政権の秘線勢力は帝王的大統領の暗い影だ。崔順実(チェ・スンシル)国政介入は悪弊の頂点だ。私人が公の組織を圧倒し国政運営全般に強大な影響力を行使した上に各種利権にも百貨店式に介入した。過去の政権で実力者だった朴哲彦(パク・チョルオン)元長官、金賢哲(キム・ヒョンチョル)氏、李相得(イ・サンドゥク)元議員らと違い、公職や政治経験が一度もない崔被告と周辺人物が政府人事に介入して予算をいじりまわし国民の怒りは天を突いた。新政権は確実な違いを見せる義務がある。

  大統領側近が自ら政治舞台から降りるのは過去と異なる姿だ。これを契機に青瓦台運営、さらには国政運営が透明に変わらなければならない。身内の気持ちに汲々として密室と野合という声を聞いた人事システムも改善され、大統合・不偏不党の人事が開かれなければならない。文大統領就任後1週間で青瓦台は変わった。だがこうした変化がどれだけ続くのかはまだわからない。新政権の初心は任期を終える日まで続かなければならない。
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