韓国産軽攻撃機FA-50、ペルー輸出推進…「20億ドル規模」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 15:05
韓国国防部が超音速訓練機T-50を改良した国産軽攻撃機FA-50のペルー輸出を推進していると軍当局者が3日、明らかにした。この当局者は「24機のFA-50をペルーに輸出するため、今月中ペルーの軽攻撃機購入事業参加のための入札提案書を提出する計画」としながら「航空機10億ドルのほか部品や装備など後続軍需支援まで含めると約20億ドルに達する規模」と説明した。
ペルーは今月中に提案書を受け付け、今年下半期に最終機種の選定を行う予定だ。今回の入札には韓国航空宇宙産業(KAI)のFA-50やロシアのYAK-130、イタリアM-346、中国のL-15などが競合している。FA-50を製作している韓国航空宇宙産業は2012年11月にペルー空軍訓練機交替事業を受注して2億ドルで20機の韓国産基本訓練機KT-1Pを供給している。これに伴い、軽攻撃機購入事業でもFA-50が有利な雰囲気だと伝えられている。