<世界革新起業家、未来50年を語る>(2)京セラの稲盛名誉会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 11:26
京セラグループの稲盛和夫名誉会長(83)は「経営の神様」と呼ばれる。松下電器の松下幸之助、ホンダの本田宗一郎が死去してから稲盛会長は「生きた経営の神様」として崇められている
18日、稲盛会長に京都の本社で会った。まず稲盛会長は「10年、30年後、京セラをはじめとする企業の成敗は『利他的価値』に基づく『哲学経営』にかかっている」と予想した。「短期成績」に重点を置く米国式の経営では遠からず限界に直面するという警告と反省だった。稲盛会長は「米国を中心に多様な『経営テクニック』を持つ企業家は『利潤』の観点ですべてのことを考える」と指摘した。利潤主義の限界を補完する「利他の生態系」を形成するよう注文したのだ。