<韓国大統領選>朴槿恵候補、父の過誤謝罪で勝負
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.25 10:35
「救国の決断」から「憲法価値の棄損」に。5・16軍事クーデターと維新、人民革命党事件などの過去史に対するセヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領候補のアプローチががらりと変わった。朴候補は24日に党事務所で記者会見し、「5・16軍事クーデターと維新、人民革命党などは憲法価値が毀損され大韓民国の政治発展を遅延させる結果をもたらした」と話した。その上で、「これによって傷と被害を受けた方と家族に改めて心から謝罪する。私もやはり家族を失った痛みがどれだけ大きいかをよく知っている」と話した。大統領候補として公式に謝罪した。
人民革命党事件に対する「2つの判決」発言を契機に過去史議論が起きてから14日ぶりだ。
朴候補はまた、「政治で目的が手段を正当化できないことは過去にもそうで今後もそうあるべき民主主義価値」との認識を示し、「国民大統合委員会を設置して過去史をはじめとする国民の痛みと苦痛を癒やすよう努力する」と明らかにした。