現代車にトヨタのような屈辱はない(2)
ⓒ 中央日報日本語版2010.02.10 16:22
単純で愚直に見える鄭会長の品質経営は、今回のトヨタの大規模リコール問題でさらに引き立って見える。 企業がグローバル化するほど均一した品質を維持するのは難しく、リスクはさらに高まるからだ。 特に市場原理がよく作動する米国市場で品質問題は企業にとって致命打となる。
日本企業の三菱自動車が1990年代のリコール問題のため世界市場で淘汰されたのも品質と信頼の問題のためだった。 今回の事態で現代車はチャンスを迎えた。 日本経済新聞は「トヨタのリコール問題で得られる反射利益はGM・フォード・クライスラーの米ビッグ3よりも現代・起亜車のほうが大きい」と伝えた。