中国、夏の脱北者急増を懸念して5G検問所を稼働
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.09 15:58
ハノイ米朝首脳会談の決裂による北朝鮮経済の悪化で脱北者が急増することを懸念する中国が、初の5G検問所設置など対策の準備を急いでいる。
香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は8日、「中国が先月、中朝国境地域の雲峰に最初の5G哨所を設置したのは、夏に北朝鮮が食料危機を迎えて多数の脱北者が中国に押し寄せることを懸念しているため」と報じた。
雲峰の検問所は中国吉林省集安市にあり、集安はより大きな都市の通化の管理を受ける。集安哨所は周囲がすべて山岳地域であり管理範囲が広いうえ、主要道路の交差点が多いため監視が難しかった。