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トランプ大統領「NATOはGDP4%の国防費を出すべき」 …次は韓国に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.13 09:13
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トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で「同盟」ではなく「費用」に言及した。防衛費分担金をめぐり米国と交渉中の韓国も緊張している。

トランプ大統領はブリュッセルNATO本部で開催された首脳会議2日目の12日(現地時間)、NATO加盟国が国防費支出を国内総生産(GDP)の2%以上に直ちに増やさなければ米国がNATOから脱退する可能性まで示唆したと、メディアは報じた。DPA通信によると、トランプ大統領がこの日の会議でNATO加盟国が国防費支出を直ちに増額しなければ米国は国防問題で単独で行動することもあると宣言した。ロイター通信もトランプ大統領がこの日の会議中、ウクライナとジョージアの首脳に退場を要請した後、予定になかったNATO加盟国だけの非公開会議を開き、国防費の増額を強く要請したと報じた。

 
これに先立ちトランプ大統領は前日の会議で、公式的な提案ではなかったとはいえGDPの4%まで国防費を増やすべきだと主張した。これは当初の目標値(GDPの2%)の2倍で、最も多くの費用を出している米国(3.5%)も達していない。現在NATO加盟国のうち国防費がGDP比2%以上の国はギリシャ・英国・エストニア・ポーランド・ルーマニアだけだ。フランス(1.8%)、ドイツ(1.2%)、イタリア(1.1%)は2%に達していない。2018年の韓国の国防費は43兆1581億ウォン(約4兆3160億円)で、GDP比2.38%。トランプ大統領の要求を韓国に適用してGDP比4%(72兆5346億ウォン)に増える場合、現在の国防費から追加で29兆3765億ウォンが必要となる。

トランプ大統領の不満はこの日、ドイツに集中した。トランプ大統領のイラン核合意取り消しをドイツが最も強く非難しているうえ、ドイツの対米貿易黒字増加に対する不満が爆発したとみられる。トランプ大統領はNATOのストルテンベルグ事務総長との会談で「ドイツはロシアから多くのエネルギーを受けるためロシアの捕虜(Captive to Russia)になっている。ドイツは総体的にロシアの統制を受けている」と非難した。この瞬間、端に座っていたジョン・ケリー大統領首席補佐官の姿までが話題になった。ワシントンポストは瞬間的に体の向きを変えて不快な表情が顔に表れたと伝えた。これに関しサンダース米大統領報道官は「ケリー補佐官は朝食がいろいろと出ると思っていたが、ペイストリーとチーズしか出てこなかったので気分が良くなかった」と釈明し、また話題になった。

トランプ政権の同盟たたきはすでに韓国にも向かっている。韓米は6月にソウル国立外交院で開かれた協議をはじめ、今年に入って4回の防衛費分担金交渉をした。しかし韓国が負担すべき金額や項目をめぐり双方は平行線をたどっている。

防衛費分担金は在韓米軍駐留費用のうち韓国が負担する分をいう。韓国側は以前のように韓国人勤労者の人件費、各種米軍基地内の建設費用、軍需支援費など駐留費用に該当する費用だけを出すという立場だが、米国側はトランプ政権に入って以前とは違う主張をしている。米軍が韓半島(朝鮮半島)周辺に展開する戦略資産費用までも韓国が分担すべきだという。

関連事情に詳しい情報筋は「米国が望む金額は非常に大きい。とうてい隔たりは埋まらないレベルだと聞いている」と伝えた。韓国の今年の防衛費分担金は9602億ウォン。米国側が最大2倍ほどの金額を要求していると推定される。

別の情報筋は「韓国側から米国側に『これほど多くの金額を要求すれば接点を見いだせない』と伝えると、米代表団は『韓国だけにこのような要求をするのではない』という立場を見せた」とし「NATO加盟国に圧力を加えるのと同じということだ」と話した。また「米代表団は韓国政府が平沢(ピョンテク)のハンフリーズ基地の建設に莫大な予算を投入した点は認めながらも、それは防衛費とは別という態度を見せたと聞いた」と伝えた。昨年11月のトランプ大統領の訪韓当時、ハンフリーズ基地訪問日程を含めて韓国が責任のある態度で安保費用分担に臨んでいるという点を強調しようとしたが、その努力が成果につながらなかったということだ。

峨山政策研究院のチャ・ドゥヒョン客員研究委員は「NATOは多者分担金形式であるうえ、韓国はすでに分担金比率が50%に近いため、NATOと韓国を水平比較するのはできないが、問題はトランプ大統領にはそのような論理が通用しない点」とし「NATOに適用する基準をそのまま韓国に突きつける可能性が非常に高く、10年ほど前から米国内の右派の間で同じ要求が提起されてきたため、交渉にも影響を及ぼすしかない」と懸念を表した。

何よりもトランプ政権が米朝間の非核化交渉進行を理由に在韓米軍縮小論をまた持ち出し、防衛費分担金交渉カードとして活用する可能性を排除できない。トランプ大統領はすでに先月の米朝首脳会談直後、「私は可能ならすぐに兵力を撤収させたい。家に連れて帰りたい」と在韓米軍撤収に言及し、波紋を呼んだ。トランプ大統領は韓米連合軍事訓練の乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習についても「費用があまりにも高い」と批判した。しかしウォールストリートジャーナルは11日(現地時間)、8月に予定されたUFG演習を中断して節約できる予算は1400万ドル(約15億円)と伝えた。韓国空軍の主力戦闘機F-15Kが1機あたり1500億ウォンであるため、この戦闘機1機の10分の1にすぎない。韓米は18-19日に米シアトルで5回目の防衛費交渉をする予定だ。

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