【中央時評】新興経済大国の墜落…韓国は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 11:22
中国とロシアで習近平主席とプーチン大統領が権威主義統治を強化した。米国・欧州・日本では国粋主義が支持を得ている。すべての強大国が開放よりも孤立によって自国の利益だけを追い求めながら世界のリーダーがいない「G0」の大混乱時代に入った。国際紛争と対立は世界経済に悪影響を及ぼしている。新興国の将来が百尺竿頭に立った。
韓国は新興経済国のトップランナーだ。経済開発を始めた1962年から40年間、平均経済成長率が世界で最も高かった。経済力順位は世界11位で輸出規模は世界5位だ。1人あたりの国民所得が2万7000ドルを超える。中国・ブラジル・ロシアは所得が1万ドルで達することができず、インドはやっと1600ドル水準だ。韓国は少ない人口で本当に驚くべき成果を上げた。