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釜山-九州200キロ海底電力網を推進 「孫正義会長も参加の意向」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.22 07:52
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韓国電力(韓電)が釜山-対馬-九州をつなぐ韓日海底電力網の構築を推進している。

釜山-対馬(約50キロ)と対馬-九州(約140-150キロ)に計200キロの長さの海底ケーブルを敷設し、韓国と日本の電力網を連結するプロジェクトだ。韓国は中長期的に電力需給が安定し、電力が残る半面、日本は原発の稼働中断で電力が不足する状況であるため、韓日双方にウィン・ウィンとなるという判断からだ。

 
韓電の関係者は「韓日海底電力網の構築には韓国系の日本人企業家である孫正義ソフトバンク会長も参加の意向を表している」とし「最近、韓電の経営陣と孫会長が会い、この問題について話し合った」と述べた。また「韓電はすでに珍島-済州の海底に105キロの複数電力網を1997年と先月それぞれ敷設した経験があり、技術的にはいかなる問題もない」と説明した。

孫会長が韓日海底電力網に関心を見せている理由は、2011年3月の福島原発事故後に自ら提示した「アジアスーパーグリッド(Asia Super Grid)」事業のためだ。これは韓国・日本・中国・ロシア・モンゴルの電力網を連結しようという長期構想だ。豊富な化石燃料と太陽光・風力資源を持つ中国・ロシア・モンゴルが電力を安く安全に生産し、韓国・日本がこれを輸入して使用しようというものだ。

韓電の関係者は「韓日海底電力網は孫会長が構想するアジアスーパーグリッドの最初のボタンを掛けるという意味がある」とし「北東アジア情勢の変化しだいでは、北朝鮮の参加も引き出せる」と述べた。続いて「最近、韓日関係はふさがっているが、韓日海底電力網構築事業が関係改善の突破口になる可能性もある」とし「日本側の反応も悪くない」と伝えた。

韓日海底電力網が構築されれば、韓電の予備電力を日本に輸出できる道も開かれる。

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