金正恩、元山に観光特区を造成へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.26 10:27
北朝鮮内部事情に詳しい消息筋は、金剛山(クムガンサン)観光で“煙突のない工場”の観光産業を試験評価した北朝鮮が金正日の遺訓にも従い外貨収入も念頭に置いて元山を開発中だと説明した。彼は「元山には車両工場とバルブ工場、船舶修理工場、造船所など重工業の工場がある。老朽化した工場施設をなくし観光都市に変える計画だ」と話した。実際に北朝鮮は空軍が使ってきた元山(葛麻)飛行場のミグ機を前方のクウプ基地に移動させ滑走路補強工事を進めながら、元山市内の一部工場を撤去中と当局は把握している。
しかし今回本紙が入手した計画図には特区面積や開発期間などは明示されていなかった。同消息筋は、「北朝鮮はシンガポール企業から100億ドル以上の誘致を推進中だ。元山と馬息嶺スキー場、金剛山をまとめて観光団地として作る計画だが、外資誘致成功の可否により開発期間は流動的だろう」と付け加えた。