頻繁に降る雨で電力不足は解消する一方、韓国電力は“ため息”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.25 14:50
毎年繰り返されていた「電力大乱」という言葉が今夏はその姿を消した。例年より著しく雨が多かったため熱さが和らぎ、冷房用の電力需要が予想していたほど高まらなかったためだ。緊張していた知識経済部は、ほっとひと息ついた表情だ。
知識経済部は当初、今月20日を前後して瞬間最大電力需要が7477万キロワットに及ぶ「電力ピーク」が起きると予想した。最大電力供給能力が7897万キロワットであることを考えると、この場合の電力予備率は5.6%にとどまる。先月22日、崔重卿(チェ・ジュンギョン)知識経済部長官が自ら前面に出てエネルギー節約の実践を呼びかけたのはこういった背景からだった。