【社説】韓日両国は今こそ前を向いて行こう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.29 15:25
国際社会での相互非難・批判の件も同じだ。韓日両国はもちろん世界の舞台でどんなことが広がるかも分からない状況で今後、慰安婦問題は絶対に取り上げ論じないというのは自らの手足を縛るようなものだ。このように反発が少なくない合意事案を締結した当局としては、被害当事者である元慰安婦女性らを含む国民皆を説得しなければならない難題を抱え込むことになった。
今回の合意が社会的に受け入れられるのは、日本側の態度に全面的にかかっている。言葉では「おわびと反省の気持ちを表明する」としておきながら慰安婦強制動員を継続して否定すれば、今回の合意は紙切れ同然になる。日本側の「真正性」が慰安婦問題をはじめとする過去の問題解決の核心であることは言うまでもない。