ベンツに現代車エンジン装着

ベンツに現代車エンジン装着

2007年07月10日10時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  現代(ヒョンデ)自動車が今年の下半期ドイツダイムラー―ベンツ(以下ベンツ)にガソリン2.0リットルエンジンとディーゼル1.6、2.0リットルなど3種のエンジンを輸出することにした。これは韓国自動車52年の歴史(1955年初の国産乗用車である“始発=シバル”生産)で初の独自エンジンの輸出だ。

  現代車ナミャン研究所関係者は「昨年下半期ベンツからエンジン輸出の提議を受けて検討に入り、最近契約段階になった」とし「すぐに契約を公表し、今年は物量2万~3万個から始め、来年から年間10万個を輸出するだろう」と話した。

  ベンツはこれまで現代車のエンジンを自社車に装着することができるのか点検するために自社性能テストをして来た。

  現代車が輸出するガソリン2.0リットルエンジン(写真)は、現在ソナタに装着されたエンジンだ。ベンツは半製品形態でこのエンジンを輸入し、これに出力を高める圧縮機装置をつける予定であると伝えられた。ディーゼルエンジン2種はすべてユーロⅣ排ガス基準を満足させる親環境・低騒音エンジンだ。このうちアバンテに装着されている1.6リットルディーゼルは117馬力、サンタフェ・ソナタに装着されている2.0リットルディーゼルは最大151馬力を出し、ヨーロッパのディーゼルエンジンと比べても劣らない。ベンツはこの3つの種類のエンジンをベンツB、Cクラスに装着する計画だ。ベンツは現在B、Cクラスに90年代中ごろ、自社開発した1.8、2.0リットルエンジンを装着して売っている。

  ◆現代車のエンジン競争力=現代車は2002年にダイムラークライスラー、三菱自動車と共同で1.8、2.0、2.4リットルガソリンエンジン合作法人を設立した。当時、現代車はエンジン設計と開発を担当、両会社からロイヤルティ5700万ドルをもらった。このときは完成エンジンを輸出したのではなくエンジン設計と開発対価を受けとったわけだ。

  現代車は2001年から3000億ウォンを投資して親環境・低騒音ディーゼルエンジンの開発に力を注いできた。2005年、ディーゼル乗用車市販が許容され、現代車はディーゼルエンジン生産規模を2倍以上増の年間50万~60万台まで拡張した。しかし、既存ディーゼルに対する消費者の否定的な認識を変えることができず、ガソリン車に比べディーゼル車の販売は5~10%水準にとどまった。これによって現代車は残るディーゼルエンジン需要先をめぐって悩む今回のベンツの提案を受け入れることになったのだ。

  ◆ベンツはどうして現代車エンジンを輸入するのか=ベンツは99年、米国3位自動車メーカーであるクライスラーを買収後、今年の5月に売却するまで約10兆ウォンを新車開発に投資した。クライスラーはディーゼルエンジンを作る技術がない上、2.4リットル以下エンジンはまったく製作せず、ベンツは車用エンジン開発に焦点を合わせた。これによって主力車種ではない小型車級2.0リットル以下エンジン開発投資は、後ろからも押されて7年間小型エンジン開発に手を出すことができなかった。現代車の小型エンジン開発力を高く評価したベンツは2.0リットル以下エンジン供給先として今回、現代車を指定したのだ。

  
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