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【時論】南方を考えて、視線を転じ、進むべき時代だ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.09 13:43
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世界が急変している。国際的価値と秩序を主導してきた米国が自国中心主義の政策を次々と打ち出しながらその余波が地球村に広がっている。フランシス・フクヤマが1992年に『歴史の終わり』を通じて、冷戦終息後は世界が民主主義と市場経済に収束される退屈な歴史が続くだろうと予想して27年が過ぎた。ところがむしろいま民主主義の価値と同盟に基盤を置く外交、自由貿易主義が大きく挑戦を受けている様相だ。

従来のどのような秩序も飲み込んでしまいそうな文明史的変化の波の前で大韓民国の外交も分岐点に立っている。韓国が米国・中国・日本・ロシアなど主な強大国との関係でも、根本的ではなくても相当な見直しを迫られるかもしれない兆しを私たちは目撃している。

 
韓国外交地平の拡張が切実に求められる時点に東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドを韓国の主要外交戦略地図に含む「新南方政策」が登場したことは時期適切だ。今年が韓国-ASEANの対話関係を始めて30周年になる。1989年当時82億ドルだった双方交易額が2018年には1600億ドルに増えてASEANは今や中国に続き第2の交易相手になった。

ASEANは米国・欧州連合(EU)に続く3大投資対象地域だ。ASEANに対する韓国の投資は急速に拡大している。昨年ASEAN諸国を訪れた韓国人は900万人、韓国を訪れたASEAN諸国の国民は240万人だった。韓国で生活するASEANの国民は60万人、ASEANに居住している韓国人も30万人に達する。

ASEANでは韓国の最高ソフトパワーである韓流が根を下ろして生活の一部になっているほか、韓国では東南アジア食ブームが起きている。経済的・文化的・情操的に互いを吸引する強力な資産が築かれつつある。

ASEANは列強の主導権競争が鋭く正面対立した地域でもある。米国・中国・日本などがこの地域で展開している全方向的な外交戦は、米国の力が相対的に弱まり中国が台頭するにつれてさらに複雑な様相を帯びていくだろう。韓国は強大国に比べて経済力・軍事力などで顕著に劣勢にあり、彼らのようにASEANを相手に物量攻勢的、強圧的外交を推進しにくい。しかし武力というハードパワーが介入しない韓国-ASEAN関係は持続させ、友好的に発展させていくことができる十分な潜在力がある。

今年11月25~26日、釜山(プサン)で韓国-ASEAN関係30周年を記念する特別首脳会議が開かれる。27日にはメコン川流域国家のベトナム・タイ・ミャンマー・ラオス・カンボジアと韓国-メコン首脳会議も初めて開催される。2009年の10周年、2014年の25周年首脳会議に続き今回の30周年にASEAN10カ国首脳全員が再び韓国を訪問する。それだけASEANが韓国との関係を重視しているという意味だ。過去30年間の驚異的な関係発展を共に祝い、未来30年に向けたビジョンと実践方向を模索する生産的で友誼に厚い会談になるよう願う。

韓国とASEAN関係を増進するために2009年に設立された国際機構「韓・ASEANセンター」もASEAN WEEK、ASEAN TRAINなどの行事を通じて韓国国民がASEANをもっと深く理解する機会を用意している。そろそろ私たちが南方を考え、南方に視線を転じ、南方に進まなければならない(Think、Look and Go South)時代だ。ASEANは黄金の卵を産むガチョウではないが、私たちにとって機会の地だ。

外勢の支配という辛い歴史と東アジア的文化、より良い未来に向けた情熱を共有している韓国とASEANが手を握れば、平和・繁栄を共に成し遂げることができる。強小国の韓国が持つすべての力が光を放ち、大きな実を結ぶことができる地域はASEANだ。

イ・ヒョク/韓・ASEANセンター事務総長

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