【時論】韓国がTPPに加入したら(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.03 10:53
韓国は、米国が韓米FTAと直接関連のない分野でも譲歩を要求すると予想しなければならない。例えば米国の牛肉産業は30カ月以上になる牛肉に対する韓国の輸入制限が国際規範に合わないと感じている。米国が圧力を加える別の可能性として、米国製造業界がずっと主張している韓国ウォンの為替操作問題と有機農食品の基準統一がある。
残念なことにTPP最終合意の過程で韓国の影響力は非常に制限された。米貿易当局者は韓国と同じ会員国の追加を議論するのに先立ち、既存の参加国(豪州・ブルネイ・カナダ・日本・マレーシア・メキシコ・ニュージーランド・ペルー・シンガポール・ベトナム)との交渉を終えることに力を注ぐと何度も発表した。これで韓国は2014年初めに行われると予想される最終合意を、単純に認めるか否かだけを決めなければならない境遇だ。