韓経:「AIIBをつかめ」…世界の投資大物が済州へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.14 13:03
16-18日に済州(チェジュ)で開催されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)年次総会に、世界インフラ投資関連の主要人物およそ2500人が参加する。インフラ投資セミナーはもちろん、1対1のビジネスミーティングなど、投資情報交流の場となる見込みだ。金東ヨン(キム・ドンヨン)副首相兼企画財政部長官は今回の総会議長国の韓国を代表して国際舞台にデビューする。
済州AIIB総会は中国北京で昨年開催された第1回総会に続いて2回目となる。テーマは「持続可能なインフラ投資」。総会に出席する各国代表団と企業・金融関係者は今回の総会を莫大なインフラ投資資金を確保するための機会とみている。
AIIBは、アジア地域のインフラ投資を支援するため昨年1月に中国主導で設立された多者開発銀行だ。納入資本金は200億ドル(1000億ドルに増額予定)で、加盟国は77カ国。中国の出資比率が32.3%で最も多く、インド(9.1%)、ロシア(7.1%)、ドイツ(4.87%)、韓国(4.06%)、豪州(4.01%)などが後に続く。この1年間、13件のインフラ事業に22億ドルを投資した。