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韓経:【コラム】「メード・イン・コリア」を隠す企業

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.14 11:21
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「私たちの製品が国産ということを消費者が知らなければいい」。

100万ウォン(約10万円)を超える高級寝具類を生産する韓国中小企業の代表A氏の言葉だ。A氏の会社の製品は最高級ホテルや高級マンションが主に使用している。製品の包装を開けるとハングルはほとんどなく英語と日本語だ。韓国企業の製品には見えない。欧州と日本から原材料を輸入し、中国で生産するため「メードインチャイナ」と書かれている。

 
A氏は「顧客が製品あたり5000ウォンを追加で負担すれば、仕上げ工程を国内で終えて『メード・イン・コリア』の札を付けたりもする」とし「しかし追加金額を出して国産にこだわる顧客はごく少数」と話した。A氏は「中国で生産する海外有名ブランドがすでに多いので、中国産を避けようとする時代はすでに過ぎた」とし「名品ブランドのように見えるのに国産というイメージがむしろ妨害になるのでは」と語った。

寝具類業界だけでない。300万ウォン台の子ども用高級電気自動車を生産している韓国企業D.Throneの関係者は「欧州の初期の自動車形態をモチーフにした製品を出しているだけに国産製品であることを特に強調しない」と話した。ヤマハとともに世界市場で二大山脈を形成するデジタルピアノブランド「カーツウェル」を保有するヨンチャンミュージックも、あえてこの事実を積極的に広報していない。

一方、韓国と経済規模の差がほとんどないイタリアの企業は「メード・イン・イタリア」を強調する。高機能性の合成繊維を生産するイタリア企業アルカンターラS.p.Aのアンドレア・ボラーニョ会長は「アルカンターラが名品イメージを持つうえでイタリアの国家ブランドイメージの役割が大きかった」とし「多くの企業がメード・イン・イタリアのために国内で製品を生産する」と強調した。

韓国経済は製造業の復活に死活をかけている。海外に進出した国内企業を呼び戻し、海外企業の製造工場投資を積極的に誘致している。しかし「大韓民国」という国家ブランドを育てることができず隠すことに汲々とすれば、製造業の復活も遠い話になるしかないだろう。

イ・ウサン/中小企業部記者

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