「2度の失敗は科学主権を得るための出発点」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.15 18:11
韓国国内から宇宙に打ち上げた人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」は、結局、済州道(チェジュド)南側の海に落ちた。 2度目の打ち上げは前回とは異なり、宇宙にも到達しなかった。 さらに残念な点は、私たちの力で墜落の原因を把握できないということだ。 「羅老」プロジェクトのパートナーであるロシアがいるからだ。 宇宙開発強国のロシアと手を組んでいる以上、海に落ちた「羅老」を引き揚げるのも難しいのが実情だ。 すでに「5000億ウォン(約400億円)を浪費した」という非難の声が相次いでいる。
◇研究員の疲労累積も失敗の原因