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【コラム】遊びの力を見せた「氷水シャワー」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.21 15:43
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ある小学生が問題集を解くのを嫌がった。母親は怒った。子供も、母親がそばでため息を繰り返しながら見ているのでいらいらしていた。それで方法を変えてみた。問題集を小さい本にして、1枚の中に問題が少なく入るようにした。1枚を全て解けば答え合わせをしてみて、そのページをさっとはがした後、子供がその紙をくしゃくしゃに丸めてボールの形にした。最後に部屋の片隅のゴミ箱にそのボールを投げさせた。子供は以前よりもはるかに興味深く問題を解けるようになった。

ハ・ジヒョン建国(コングク)大学教授(精神健康医学科)が書いた『芸能力』には、こうした事例が紹介されている。どんなことでも初めて接したり耐えるのが難しかったりする時、「楽しもう」という精神でフレームを変えれば克服が容易だという意味からだ。ほかでもない、遊びの力だ。

 
最近、テレビなどで話題になっている「氷水シャワー(アイス・バケツ・チャレンジ)」を見ながら、「遊び」というキーワードが今一度思い浮かんだ。米国で始まったこのチャリティ活動は、誰かが頭に氷水をかぶるか、ALS(筋萎縮性側索硬化症、別名ルー・ゲーリック病)協会に100ドルを寄付するイベントだ。だが参加者の大部分は2つとも行う。そして水の洗礼を受けた後には3人を指定して寄付を継続する。

今までの寄付が、お金を喜んで寄付したり物を売り買いして収益金を用意する方式だとすれば、このイベントは寄付が遊んで寄付になる、言ってみれば面白味をベースに善行を広げている。昨年同期より8倍以上の募金額を記録したというから遊びの効果を再び立証したことになる。

ここ何日かで素早く韓国内に上陸した氷水シャワーは、「現地化」「多角化」でその面白みを増幅させていく。ALSではない多様な社会団体に寄付を約束して、さらに方式もアイデアがあふれている。誰かは目を少しも動かさないという公約を追加し、また別の誰かはあらかじめ水洗礼のアイデアを公募する。20日には知人の写真作家1人が浮き立った声でミッションを知らせてきた。「もともと家の前で簡単にしようと思っていたが、皆がとても面白くやるので何かアイデアを仕込まなければならない」。彼は当日午後、弘益(ホンイク)大学前のランドマークに挙げられる広場の前で韓服を着て「偉業」を行った。

再び本に戻ると、遊びについて意味のある部分がある。「むだなことの反復は、私たちが生きながら持つべき人生の大切な姿勢を教えてくれる。つまらないことは明らかでも面白いことに浪費的に没頭してみることが、見えない心の倉庫を満たす力になる」。

したがって、氷水シャワーが普通の寄付よりも時間とエネルギーを奪い取るイベントかは分からないが、意味は明らかだ。殺伐とした現代社会で必然的に誕生した寄付トレンドというものだ。善行の意味だけを前面に出すよりも、子供のように遊んでみて日常の緊張を緩める機会をプレゼントするという点だ。何より、所有よりも経験がさらに重要な価値である時代に、人生の豊かさというのは、よく遊ぶことができるところから出発するという事実を如実に見せている。

イ・ドウン中央SUNDAY記者

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