弾劾に賛成の与党非朴派31人中21人「4月退陣約束なら弾劾不参加」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 14:10
野党が朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案の採決をめぐり意見の対立を見せている。1日午後、野党3党代表の会合で共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表と正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)代表は2日の弾劾案採決を要求したが、国民の党の朴智元(パク・ジウォン)非常対策委員長は「セヌリ党非主流の不参加で可決の可能性は低い」と反対したことで、「弾劾時刻表」は本会議がすでに決まっている9日に延期されると予想された。しかし国民の党が議員総会でまた「5日の採決」を党論に決めると、民主党は2日、これを受け入れるかどうかを最終決定することにした。本会議の日程(5日)を新たに決めようとする場合、与野党の協議が必要だ。
与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表は記者らに対し「5日の本会議はいけない」と拒否した。弾劾訴追案の可決のカギを握るセヌリ党非主流側の金武星(キム・ムソン)前代表も「5日の本会議での採決には応じることができない」と述べた。
セヌリ党の非主流が5日の採決に否定的であるのは、セヌリ党がこの日午前の議員総会で朴大統領の来年4月の退陣、6月の大統領選挙を党論として採択したからだ。