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【コラム】北朝鮮には何の異常もないのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 09:52
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今回の北側の訪問で唯一正常だったのは、韓国哨戒艦「天安」撃沈事件の話が出てきた時だ。彼らは自分たちが沈没とは関係ないと主張した。もちろん謝罪もしなかった。これは正常で予測可能な行動だった。範囲内だった。さらに金正恩の安全と危機をめぐるミステリーは独立した事態の展開としては見られない。おかしな一連の事件で構成された脈絡で見なければならない。ここで事件というのは張成沢(チャン・ソンテク)の処刑、北朝鮮軍将軍の息詰まる降格と昇進、経済改革の兆候は全く見られない中での浪費的な巨大「レジャー生活」建設プロジェクトに執着している指導者が含まれている。これらすべてのものは、北朝鮮のリーダーシップの「現実感覚の喪失」とリーダーシップに対するある程度の抵抗を暗示する。

北朝鮮エリートは定期的に西欧の報道機関を注目して、北朝鮮について何か話が出ていないかモニタリングする。流血・無血クーデター説に対する各種の推測性報道をしずめるためにも金正恩は大衆の前に現れるだろう。早ければ今月、北朝鮮労働党創建日にという話だ。金正恩が舞台に上がってくる時、分析家は再登場の脈絡を次のような質問で確かめてみるだろう。彼はまだ権力の座に座っているのか。病気中なのか。操り人形に過ぎないのではないか。北朝鮮のプロパガンダが彼の政治的・身体的健在を誇示しても疑問はずっと提起されるだろう。まだ29~30歳に過ぎない金正恩だが、平壌(ピョンヤン)外交界では彼が健康を威嚇するほど悪い生活習慣に陥っているという噂が出回っている。彼は高度肥満症だ。実際に会ってみると、写真で見た時よりもさらに深刻な肥満だ。葉たばこに過飲をする彼は、ほかの薬物にまで手を出しているのかもしれない。彼には心臓・腎臓疾患という家族歴もある。このような背景で1つの国を治めるところから来る相当なストレスまで追加されれば、若い指導者が彼のおじいさんのように50年近く統治するという展望は説得力が弱い。

 
金正恩の代わりに誰が国を治めるかは不明確だ。金氏一族の元老は消えた。張成沢は処刑されたし、叔母である金敬姫(キム・ギョンヒ)は姿が見えなくなって久しい。妹であるキム・ヨジョンが過渡的なリーダーシップを行使しているという報道があるが、張成沢・金敬姫水準で一族と党と軍に影響力を行使する人物はない。だから「何の異常もない」ということはできないのだ。

ビクター・チャ 米国ジョージタウン大学教授


【コラム】北朝鮮には何の異常もないのか(1)

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