中国が韓国を追撃する? 韓国企業は中国の眼中にない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.17 10:05
入居企業2万社余り。年間総売り上げ4200億ドル、海外からUターンした創業者だけで2万人余り、創業初期企業3000社、ベンチャー投資規模6兆3000余億ウォン(約6500余億円)…。
「中国のシリコンバレー」と呼ばれる北京のITクラスター「中関村」の現在の姿だ。ゼロから創業して10年で中国最大の富豪に浮上した百度の李彦宏会長のようなサクセスストーリーが相次ぎ、中国のベンチャー投資金の3分の1が集まり「創業→投資→上場・大企業へ跳躍→再投資」へとつながる創業生態系が好循環を構成している。
中国はいまや世界最高の人材と企業、資金をブラックホールのように吸い込む中関村を前面に掲げ、米シリコンバレーの覇権まで狙っている。最近になって創造経済革新センターと板橋(パンギョ)テクノバレーなど創業インフラ構築をあたふたと進める韓国は最初から関心対象から抜けているほど中関村の野望は恐ろしい。