「宿舎がソウルの外郭、議政府(ウィジョンブ)の歓楽街にあった」「バスルームにタオルもなく、お手洗いの水も出なかった」「昼食メニューが3日間同じだった」「韓国人のグループは6600ウォン(約800円)の第3トンネルツアーで、4万2000ウォンも支払わされた」--。
恥ずかしい「安物韓国ツアー」の実態だ。韓国観光公社は昨年12月、中国の北京・広州・上海・清津の4支社を通じ、韓国観光ツアー商品に対する調査を行なった。対象は4泊5日・約36万~52万ウォンの低価格商品4つとそのほかの商品1つ。中国人のモニター担当者が秘密裏にツアーに同行した。