R&D世界1位も生産性は32位…韓国も「革新の逆説」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.27 12:56
革新に熱心だが、生産性はむしろ落ちる。研究開発(R&D)投資を増やしたが、個々人の生活の質はそれほど良くなっていない。米国など先進国の悩みである「革新の逆説(Innovation Paradox)」だ。韓国も例外ではない。このままだと大統領候補が異口同音に叫ぶ「第4次産業革命」の実現は容易ではない。
産業研究院の最近の報告書によると、技術革新と制度改善を通じた韓国経済の生産性増加率は2006-2010年の年平均2.58%から2011-2015年には0.97%に落ちた。労働・資本投入増加分を差し引いて経済成長要因の寄与度を総合した全要素生産性(TFP=Total Factor of Productivity)で見た結果だ。