現代商船、世界最大海運同盟M2加入不発報道を否定 「今月中に結論出る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 13:43
現代商船が世界最大の海運同盟「2M」への加入をめぐり窮地に立たされている。現代商船は、事実上2Mへの加入を条件に産業銀行から構造調整資金の支援を受けている上、海運同盟に加入できなければグローバル船社への躍進も閉ざされてしまうため、韓国政府や海運業界は交渉の結果を固唾を呑んで見守っている。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、2Mが荷主の反発を理由に現代商船を会員として受け入れないことを決めたと1日、報じた。2Mは世界1位のマースク(デンマーク)、2位のMSC(スイス)などが加入している世界最大の海運同盟だ。現代商船はことし7月に2M加入のための了解覚書(MOU)を締結し、これは構造調整中だった現代商船が法定管理(会社更生手続きに相当)を避けるために決定的な役割を果たした。