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<犯罪プリズム>放火犯はどうして何度も放火するのか

2008.02.17 12:37
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消防当局によると火災事件の25%程度が放火によるものだ。放火事件のうち犯人が検挙されるのは15%台にすぎない。かなりの火災事件は放火にもかかわらず原因がわからないままになってしまうケースが多いのだ。

こうした事実から、今回の崇礼門(スンレムン、南大門)放火事件の犯人が早期に検挙されたことは異例だといえる。ソウル警察庁はシムス(CIMS)という犯罪情報管理システムが大きな役割をしたと明らかにした。シムスは犯罪者に係わる情報をデータベースで構築し、初動捜査段階で容疑者を見つけられるようにした検索エンジンだ。

 
放火犯罪が反復性が高いという点も、犯人が早く検挙されることに寄与している。犯罪者が同種の犯罪を繰り返さなければどれだけデータベースを取り揃えたといっても検索は難しい。2002年、米国法務省は放火犯罪の再犯率が57.7%と発表した。まさにこのような特定犯罪の反復性がシムスの有用性を高めた。

放火犯はどうして放火を繰り返すのか? 彼らはどうして火をつけるのか? 放火犯研究学者であるカルバシ博士は、放火の第1動機として極度の興奮とスリルを挙げる。日常生活で挫折を味わい、自信を喪失した人であればあるほど放火の爆発的火力を眺めながら経験したことのない“統制感”を味わうようになるというのだ。つまり自分のつけた火によってその場を牛耳られるという事実が、放火犯に自信を回復させるのだ。

その次に注目する放火の動機は破壊主義(vandalism)だ。主に非行青少年たちの理由のない反抗行動として理解される。学校や空き地、路地に建てておいた車などが主要目標となる。

3番目放火の動機は復讐心だ。自分と良くない関係にある人に敵を討つ目的で放火をするのだ。復讐の対象は個人が大部分だが、公共機関になる場合もある。

犯罪を隠ぺいするとか保険金受領など経済的利得を狙って火を放つ事例も少なくない。我が国での放火事件は多くの場合、これが原因だ。極端主義者たちによるテロ目的の放火もある。主に宗教的・政治的理由で放火し、莫大な人命被害を出すのが特徴だ。

最後に精神障害者による放火事件はその動機が何なのか明確でない。誤った事故過程や幻覚、幻聴によって理由も分からない所に火をつけてしまうものだ。

チェ・ジョンギ容疑者は土地の補償が十分ではなかったとして崇礼門に火を放ったと主張している。しかしこの主張は国宝第1号を全焼させた理由としては納得しにくい。補償金問題は表に出た理由であるだけだ。ずっと押えつけられてきた自分の不幸と挫折を社会に向けて噴出したのが放火につながったと解釈するのが妥当だ。

捜査過程でしどろもどろするチェ容疑者の態度からもカルバシ博士が言及したとおり、チェ容疑者は極度の興奮とスリルを満喫するために火をつけた可能性が高いといえる。国宝1号という象徴性が彼を放火に導き、結果的に彼の行動は国民から注目を浴びた。チェ容疑者は自分の行動が社会を動かしたと思うであろう。極端的な方法ででも主人公になろうとする欲望がチェ容疑者の内面に宿っていたものとみられる。一言で独りよがりの考えが社会的不幸を招いた事件だ。

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