韓国でキリスト教に改宗したイラン人…裁判所「迫害の懸念あれば難民」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.06 12:33
宗教的迫害を避けるために本国を離れたのではなく、本国を離れた後に韓国で改宗することになった場合でも難民と認定すべきという1審判決が下された。
イラン出身で7年前に韓国に来たAさんは友達に連れられ初めて教会に行った。彼は外国人宣教部に所属し教会に通い続けた。そして5年を超える時間が流れ、彼は洗礼を受けて正式にキリスト教徒になった。彼の出身国のイランは国教がイスラム教で、彼もムスリム(イスラム教徒)の家庭に生まれた。イスラム法によればムスリムでない者がムスリムの改宗に関与すれば死刑にされることもある。彼が韓国でキリスト教に改宗した年、イランでは79人以上のキリスト教改宗者らが拘禁された。彼がキリスト教徒になった以上本国に戻ることはできないと考えた理由だ。