日本「文大統領の発言は慰安婦合意に反する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.01 16:13
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が三一節(抗日独立運動記念日)の演説で韓日慰安婦問題に関し「加害者の日本政府が『終わった』と言ってはいけない。戦時中にあった反倫理的な人権犯罪行為は終わったという言葉で覆うことはできない」と述べたこと対し、日本政府が強く反発した。
菅義偉官房長官は1日、定例記者会見で文大統領の発言について「日韓合意に反するものであり、全く受け入れられず、極めて遺憾だ」とし「韓国側に直ちに外交ルートで強く抗議した」と述べた。
菅官房長官は「外務省のアジア大洋州局長が在日韓国大使館の次席公使に抗議し、在韓日本大使館の公使が韓国外交部の東北アジア局長に抗議した」と伝えた。2つの経路を通じて「慰安婦問題は最終的、不可逆的に合意しただけに、文大統領の発言は絶対に受け入れることはできない」という立場を伝えたということだ。