<サンドイッチコリア>中国から押し出される韓国企業
「1994年から投資した金は200億ウォンを超えるが、今は工場を売って20億ウォン返ってくればいいだろう」--。
中国北京郊外の公団地域にあるキホ皮革キム・ヨンドク総経理(社長)の哀訴だ。彼は2月7日、現場を訪れた記者に「皮革は韓国で競争力を失ったので中国に来たが、もう中国でも環境問題で警戒される産業になってしまい、行くあてがない」と言葉を濁ごした。
「2005年には40社残っていた韓国企業が1年で15社に減った。「縫製・電子部品企業が大挙集まった広東省東莞で韓国商工会を率いるイ・ハンソン会長の言葉だ。彼は「労動人材難で工場稼働率が60~70%にもならない上、中国政府の政策が随時変わり、赤字が続いて撤収する企業が続出している」と付け加えた。