韓中通貨スワップ満期まであと1カ月…延長は不透明
ⓒ 中央日報日本語版2017.09.07 07:58
韓中通貨スワップが10月10日で満期終了を迎える中で、その延長について関心が集まっている。
現在、韓国と中国が結んでいる通貨スワップの規模は560億ドル(約約6兆1160億円)規模で、韓国が締結した通貨スワップ全体(1220億ドル)の45%以上を占めている。しかし、最近中国がTHAAD(高高度ミサイル防衛)報復措置を強めながら韓中通貨スワップの延長が不透明になったとする見方が優勢になってきている。
韓国を訪れる中国人観光客が減少し、現代車やロッテなど韓国企業に対する中国の圧迫が続いている。また、韓国のTHAAD追加配備も行われ、中国のTHAAD報復措置は当面続く見通しだ。このような延長線上で、韓中通貨スワップ延長の不発が危ぶまれている。