外国人は我が国で暮らすのはとても不便だという。国内事情に暗いから冷遇され、ひどくぼられる場合が多いようだ。消費者保護院が3カ月以上国内に居住した外国人(不法滞留者除外)に聞いた結果、品物などを購入し、不満を感じたとか、被害を受けた外国人が41%に達した。こうした被害を受けてからも外国人の55%は「あきらめる」と回答した。家賃を国内人より高く払い、2年分を前払いで出させられる外国人もいる。外国語の案内文が不足で迷うのは日常茶飯事で、病院へ行けば言葉も通じなくて医療事故を心配する。
職場、留学、移民などで3カ月以上国内に居住する外国人は53万人に達する。ここに観光、事業目的の短期滞留者と不法滞留者を合わせればさらに多くの外国人が私たちとともに暮らしている。彼らが不信と憎悪の感情を持って母国に帰る状況を考えてみよう。外国に出ている韓国人同胞、企業家、留学生たちにブーメランになって戻ってくるものだ。グローバル化時代に外国人に対する排他的態度は後にしっぺ返しされる。