<チャイナインサイト>中国は北朝鮮と血盟ではないことを行動で見せよ(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.08 13:03
このように中朝は非常に独特で特別な条約で縛られている。格別な間柄だ。一部では中朝同盟条約が冷戦時期の条約で冷戦が終わった現在ではこれ以上適用されないと主張する。また、死文化されたと話したりもする。しかし同じ論理で「冷戦が終息したのに中国はなぜ冷戦時代に北朝鮮と締結した同盟を破棄しないで維持しているのか」という質問を投げることができる。
中国は韓中首脳会談で習近平主席が「血盟」という単語を使わず「鮮血が凝固して形成された(鮮血凝成)」との表現を使ったと話す。われわれはこの言葉が使われた文章全体に注目しなければならない。「中朝関係は過去鮮血が凝固して形成された友邦だった。このような関係は根本的に変化が発生しない」。われわれはここで「血盟」という単語の使用の有無より、むしろ「根本的変化がない」と話したことに留意しなければならない。中朝同盟が厳格に続いていることを代弁する言葉であるためだ。