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安倍首相の右傾化牽制する「百済系の天皇」…退位までは山また山(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.08 09:09
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平和主義者の天皇は韓国に対しても非常に友好的だ。皇国臣民の誓詞暗唱を強制した大日本帝国の裕仁天皇は84年「両国の間に不幸な過去が存したことは誠に遺憾」という程度でとどまった。だが息子の明仁天皇は90年に「我が国によってもたらされた不幸な時期に貴国の人々が味わわれた苦しみを思い、私は痛惜の念を禁じえない」という言葉を残した。加害の主体が明示された。痛惜は遺憾よりも進展した表現だ。2001年韓日ワールドカップを前にしては「1300年前の天皇の生母が百済武寧(ムリョン)王の子孫だった」として「韓国との縁を感じている」と話して右翼の怒りを買った。2005年のサイパン訪問時には電撃的に韓国人の慰霊塔を訪れた。安倍首相の右傾化を牽制する「百済系の天皇」、これが韓国で共有されている評価だ。

明仁天皇は訪韓の意思も直接・間接的に何度も表明した。2012年9月には「いつか私たちが(天皇夫婦が)韓国を訪問できればいい」と話したという女性週刊誌の報道もあった。しかし天皇の訪韓の有無は日本政府の決定事項なので、韓日関係がどうなるかにかかっていていると思われる。

 
明仁天皇個人は明らかに平和主義者であり「親韓派」と言ってもいい。しかしそれは政治的影響力とはほど遠い「イメージ」であり「幻想」にすぎない。現天皇はもちろん、その後継者は憲法が改正されて自衛隊が国防軍になっても(自民党の改憲案)、公開的に反対の意思を表明しないだろう。いや、できないように明文化したのが平和憲法だ。軍国主義の頃さえ同じだった。唯一の主権者である裕仁天皇は真珠湾急襲を企画した東条英機首相を制止しなかった。象徴天皇制の君主は政治に介入してはいけない。それが厳然な「現実」だ。このようにみれば「御意」に寄り添おうとする政治は昔も今も民主主義の貧困と相対している。その点で今後、象徴天皇制と民主主義の関連性をめぐる深い議論が進められることを期待する。

いくらも経たないうちに初めての象徴天皇は生きながらにして玉座を降り、徳仁皇太子が後に続くだろう。新しい天皇がどんな君主像を見せるのか気になるが、象徴天皇の「政治性」を画定する日本国内の動きは私たちが必ず注視しなければならない部分だ。

ハ・ジョンムン韓神(ハンシン)大学日本学科教授(中央SUNDAY第491号)


安倍首相の右傾化牽制する「百済系の天皇」…退位までは山また山(1)

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