<チャイナインサイト>中国は北朝鮮と血盟ではないことを行動で見せよ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.08 13:03
修交25周年を迎えた韓中間に悪材料が絶えない。そのうちのひとつが、習近平中国国家主席が先月初めの文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談で中朝関係に対し「血盟」うんぬんしたことだ。こうした報道が出ると中国はすぐに否定した。習主席は「血盟」という単語そのものを使っていないという主張だ。ここでわれわれは改めて考える問題がある。発言の有無ではなく現在の中朝関係が実際に何なのかということだ。
中国政府は一般的に中朝関係を「血盟」あるいは「同盟」と呼ばない。2016年8月のことだ。訪中した民主党初当選議員らは討論会に参加した中国側関係者が「高高度防衛ミサイル(THAAD)を韓国が配備すれば中国は中朝血盟に回帰できる」という警告性発言をしたと伝えた。この内容がメディアに乗ると、中国は「そうした発言をしたことはない」と民主党議員団に抗議し訂正を要求した。