海外旅行を楽しんだ後に帰国する当日、航空機の出発時刻が午後の場合、普通は朝にホテルのチェックアウトを済ませた後、ホテルのフロント周辺に荷物を預けてショッピングや都心観光をする場合が多い。

もし韓国・ソウル旅行をするなら、ホテルに荷物を預けずに仁川（インチョン）空港鉄道ソウル駅都心空港ターミナルの「アーリー・チェクイン（ｅａｒｌｙ　ｃｈｅｃｋ－ｉｎ）」サービスを活用してみよう。このアーリーチェクインサービスは、航空機の出発当日に限り、朝早くから前もってチェックインできるサービスだ。このため、航空機の出発時刻が午後の場合、ソウル駅であらかじめチェックインを済ませて荷物を空港に送った後、身軽に都心観光やショッピングを楽しむことができて便利だ。ソウル駅にはロッテマートやロッテアウトレットなどショッピングタウンもあり、南大門市場（ナムデムンシジャン）や徳寿宮（トクスグン）、清渓川（チョンゲチョン）、光化門（クァンファムン）、明洞（ミョンドン）、南山（ナムサン）など観光名所へのアクセスもしやすく半日観光にぴったりだ。

特に、仁川空港鉄道ソウル駅と地下鉄１、４号線を連結する乗り換え通路の開通で、明洞や東大門（トンデムン）、鍾路（チョンノ）など地下鉄１、４号線周辺のホテルから仁川空港鉄道ソウル駅に移動しやすくなった。仁川空港鉄道ソウル駅地下２階に位置する都心空港ターミナルには大韓航空、アシアナ航空、済州（チェジュ）航空が入っていて、仁川空港発の自社国際線航空券所持者に搭乗手続などチェックインサービスを提供しているうえ、出国審査も受けることができる。（※ただし、金浦（キンポ）空港出発便にはチェックインサービスは提供されない。）この場合、ソウル駅から仁川空港までノンストップで運行する直通列車を利用しなければならない。

直通列車の運賃は１人８０００ウォン（約８７７円）だが、大韓航空、アシアナ航空、済州航空いずれかの国際線航空券を提示すれば６９００ウォンに割引されるほか、一行が４人以上の場合はグループ割引によって１人６０００ウォンになるので、旅行者が有利な割引を選んで利用すると良いだろう。