ルーブル急落…プーチン、金利17%の引き上げ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 11:19
西側専門家らの見方は異なる。ロシア国民の愛国心と忍耐心には限界があるだろうというものだ。この日AP通信は、「プーチンが忍耐心枯渇に先立ちウクライナ問題を解決するために西側と積極的に対話に出る可能性がある」と予想した。結果的にプーチンが経済危機の前に頭を下げるだろうというシナリオだ。
プーチンが両手を挙げるまでは短くない時間がかかるほかない。その間に原油戦争が続くならロシアの赤い月曜日の恐怖は他の産油国に広がりかねない。次のターゲットは中南米のベネズエラだ。ブルームバーグはこの日、信用分析会社の資料を引用し「ベネズエラが12カ月以内に債務不履行(デフォルト)を宣言する確率は97%」と報道した。2年以内に返さなければならない債務は210億ドルだが、外貨準備高は先月末で210億ドル程度だ。ベネズエラがデフォルトの危機から抜け出すには原油価格が少なくとも1バレル当たり121ドルにはならなければならないが原油戦争の渦中ではかなわぬ夢だ。