ロッテ百貨店名品館アベニュエルに韓国の伝統が漂う。

重要無形文化財３８種の伝授助教および履修者９８人が参加した「第１回韓国伝統工芸未来展」が３０日まで行われる。文化財庁が主催して韓国工芸・デザイン文化振興院主観した展示で、伝統工芸家グラフィックデザイナーであるソン・ヘウォン芸術監督のアイディアと会い「商品」に変身した。弓と矢を作る匠が作った矢、帽子を作る匠が細く割った竹で編んだ帽子のつばの部分を、漆を塗った麻の布カンバスに載せるともっともらしい美術品になった。金箔を施す匠は韓服の代わりに１００号の漆のカンバスに金箔で吉祥の文様を立体的に配置した。

反応も良い方だ。９日の開幕以後１週間で約５０００万ウォン（約３７０万円）分が販売された。特に１着５０万ウォン台である麻で作った男性用オーダーメードシャツが６着、それより高い婦人用ブラウスも５着売れた。ソン監督は「麻はパリッとしているよう糊付けしなければならないという固定観念から脱してしわのある麻の味を感じさせた戦略が奏功した」とし「高い麻も売れるという事実が立証された。国家支援金でやっと生きていく人間国宝たちをまた市場に引っ張り出すのが今回の展示の目標」と話した。１枚７０万ウォンする麻は１疋で４万ウォンの中国産麻と価格競争で押された状態だ。




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