怒りを抑えられない韓国社会…なぜ?(上)(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.24 16:33
瞬間的にこみ上げてくる怒りを抑えられず人を殺したり殴ったりする犯罪が急増している。 以前からの恨みも、計画も、金銭的な目的もない「偶発的犯罪」だ。 専門家らは「こうした犯罪を起こす犯人には共通点がある」と分析している。 最近の経済状況と社会的な雰囲気が偶発的犯罪を量産している、という指摘もある。
◇犯罪者は暴力的孤独者=中央日報の取材チームは京畿(キョンギ)大犯罪心理学科のイ・スジョン教授とともに、社会的イッシューになった最近の偶発的殺人事件5件を分析した。 その結果、犯人には3つの共通点があった。 ▽家族がいないか、いても対話がない▽無職または定職がない▽普段から暴力的で賭博・ゲーム中毒--だ。