韓日中「ゴールデン・トライアングル」に勝負をかける(2)
航空産業は油石油価格と為替に敏感だ。石油価格が上がるほど、韓国ウォンの価値が落ちる分、利益が減るほかない。昨年は2つの悪条件が同時に出現する最悪の状況が起こった。そのためアシアナ航空も昨年の売上げは前年より17%増えた4兆2615億ウォンを記録したが、527億ウォンの営業赤字に、2271億ウォンの当期純損失を出した。 尹永斗社長も「最近10年来の最大の危機」と認めた。しかし 尹社長はいくら大変でも人的構造調整はないと何回も強調した。「通貨危機のときも解雇はなかった。その点が組織員に自負心と愛社心となった。効率的な人材配置はしても、人為的人的構造調整はない」
--先月29日、記者懇談会で今年は黒字転換を見通したが。