1日、韓国海上警察の警備艇6隻と日本巡視艇5隻が、韓国漁船をお互い曳航するとして、蔚山(ウルサン)近海で長時間対立する事件が発生した。
蔚山海洋警察署によると、この日午後5時現在、蔚山市蔚州郡カンジョルゴ28.8キロ沖の公海上で、日本EEZ(排他的経済水域)で操業した疑いがある韓国漁船「502シンプン号」(77トン級・船長チョン・ウクヒョン、38)を、韓日両警備艇がお互い左右からロープをくくり付けたまま、神経戦を繰り広げているという。
事件の発端は、この日0時15分ごろ、釜山市機張郡大辺(プサンシ・キジャングン・デビョン)東方48.6キロの海上(日本EEZ内5.4キロ)で操業していたシンプン号を、日本巡視艇2隻が拿捕しようとして発生した。