「第4次産業革命が起きると大韓民国も覇権国になれる」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.12.04 17:29
覇権とは「ある分野でリーダーや一番上の席を占めて享受する公認された権利と力」だ。国際政治では「ある国家が経済力や武力で他の国を圧迫して自らの勢力を広げようとする権力」を言う。現在の覇権国は米国だ。米国の位置を脅威するのは中国だ。一般人にとっては少し見慣れのない言葉であるかもしれない覇権・覇権国に次の世代の未来がかかっているといっても過言でない。覇権について多くの本が韓国出版市場に出ている。最近、ソウル大学のキム・テユ教授が出版した『覇権の秘密』(原題)の差別性は韓国にとって、いわゆる第4次産業革命と覇権の問題を結びつけた。
キム教授によると、1853年米国のペリー遠征と1866年フランスの朝鮮遠征(丙寅洋擾)が日本と韓国両国の運命を分けた。日本は和魂洋才、「日本の魂を守る中で西洋の技術は学ぼう」という論理で開港をした。韓国は斥和碑を建てて衛正斥邪を行った。