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<THAAD>「米MD編入」ではない…KAMDは韓国軍が指揮(3)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.07.11 13:37
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◆韓日米、弾道ミサイル情報は共有

在韓米軍にTHAAD体系が配備されれば、韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系が米国のMD体系に編入されるしかないという声があった。この問題の核心は誰が迎撃命令を指示するかだ。現在、KAMDは韓国軍合同参謀本部議長-空軍作戦司令官-現地指揮官の指揮体系で指示できる。MDは米軍の指揮体系に従う。在韓米軍にTHAADが配備されれば、在韓米軍司令官-第7空軍司令官-現地指揮官の順に命令することができる。この指揮構造は今後も変わらないというのが国防部の立場だ。こうした点でKAMDと米国のMDは別の独立体系だ。

 
KAMDとMDは防御の範囲でも差がある。KAMDは韓国を攻撃してくる弾道ミサイルを最後の終末段階で迎撃する。しかしMD体系は世界を防御する。MDは弾道ミサイルの発射時から中間飛行段階、終末段階などに分けて防御する。IRBMは発射段階と終末段階ともに米海軍イージス艦に配備されたSM3ミサイルで迎撃することができる。ICBMは中間飛行と終末段階ともにGBIで防御するという計画だ。日本はMD開発初期から米国と研究開発を共同でし、海上自衛隊のイージス艦にSM3も配備されている。日本は事実上、米国のMDに編入されていると見てもよい。

しかし情報の共有は違う。韓国はKAMDを米国および日本と独立的に運営するが、弾道ミサイル情報は共有する。核弾頭など大量破壊兵器を搭載した北朝鮮の弾道ミサイルが短時間に飛んでくるためだ。北朝鮮のミサイルのうちスカッドB・Cは韓国を、ノドンは日本を、ムスダン級は沖縄とグアムを、KN-08は米国本土を標的としている。したがって北朝鮮から弾道ミサイルの脅威を受けている韓日米3カ国が情報に関しては協力する必要性を共感したのだ。その結果、韓日米は米国を中心に北朝鮮の核および弾道ミサイル情報を共有することで2014年末に合意した。今年6月22日には、3カ国が北朝鮮のIRBMのムスダンに関する情報を画像会議で共有し、ハワイで海軍同士が弾道ミサイル探知訓練も実施した。現在3カ国は北朝鮮が弾道ミサイルを発射する場合、各国が探知した情報をほぼリアルタイムで共有できるようになった。もちろん対応は各国の状況と判断に基づいてそれぞれが決める。

その間、中国はTHAADに関し、合理的な疑心以上の過度な反応を見せてきた。これは中国がTHAAD体系を能力以上に過大評価した誤解のためだ。韓国が米国のMDに編入される可能性を懸念した点もある。南シナ海での米中間の葛藤が韓半島に拡大する可能性があるという負担が中国に作用したとも考えられる。また中国は未来に深刻な事態が発生する場合、韓国に対するミサイル脅迫がTHAAD体系のために不可能になる状況を念頭に置いたのかもしれない。したがって韓米は中国の誤解を解くのに先に努力する必要がある。中国も朴槿恵(パク・クネ)大統領がこれまで習近平国家主席に対して注いだ努力と、北東アジアの安保および発展問題を改めて考える必要がある。大国主義的な強圧外交姿勢は捨てなければいけない。(中央SUNDAY第487号)

キム・ミンソク軍事安保専門記者

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