ドイツの輸出の18%が自動車…「メイド・イン・ジャーマニー」の危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 09:06
フォルクスワーゲン問題の性格が変わっている。一自動車メーカーの排出ガス不正にとどまらない。「いまや『メイド・イン・ジャーマニー』の信頼の危機に拡大している」。ドイツ経済研究所(DIW)のマルセル・フラッシャー代表が22日に米経済メディアのザ・ストリートとのインタビューでした話だ。
フラッシャー所長は「ドイツの製造業は『信頼』と『完璧さ』を誇る。こうしたドイツの製造業でフォルクスワーゲンは品質の代名詞」と話した。そんなフォルクスワーゲンが排出ガス不正を行ったことが明らかになった。
フォルクスワーゲングループのウィンターコーン会長は結局辞任した。フォルクスワーゲンは23日にドイツ・ベルリンで緊急理事会後に記者会見を行い、ウィンターコーン会長の辞任を発表した。ウィンターコーン会長は声明を通じ、「最高経営責任者(CEO)としてディーゼルエンジンの不正問題に対する責任を認める」としながらも、「個人的には不正事実を認知できなかった」と抗弁した。