有名芸能人がその人気をもとにインターネットショッピングモールを開設し、ニセブランド品とマンガキャラクターなど外国商標を盗用した服を販売し、警察に摘発された。ソウル恵化（ヘファ）警察署は９日、インターネットショッピングモールでいわゆる「コピー」衣類とアクセサリーを販売した疑い（商標法違反）でトップ歌手Ａら芸能人３人を含む商品製造者、ショッピングモール運営者ら２１３人を書類送検した。

警察によるとＡは昨年８月から３カ月間、自分が運営者であるインターネットショッピングモールで「コカコーラ」「ドナルドダック」など外国有名商標を盗用した衣類とアクセサリー１３５点を販売、２００万ウォン相当の不当利得を手にした。２００６年、ショッピングモールを初めて開設したＡはショッピングモール人気順位１００位以内に入るなど、年間売上６０億ウォン以上あげたということだ。警察は「Ａが３カ月間、商標権を侵害したことを金額に換算すれば１５００万ウォンになる」と述べた。一緒に摘発された俳優Ｂと放送タレントＣは「カルバンクライン」「イブ・サンローラン」などニセブランド品のロゴが入った衣類やアクセサリーなどを販売し、それぞれ１５０万ウォン、５０万ウォン相当の不当利得を手にした疑いがもたれている。

摘発されたショッピングモールのうち８カ所では有名芸能人が名前と肖像権を貸し、モデルとして活動したことがわかった。警察はこれらが事業主と共謀したのかどうかを追加捜査している。