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【中央フォーラム】韓日世論の犠牲になった趙英男氏

2005.05.02 20:43
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玄海灘を渡って国際結婚をした韓国人と日本人夫婦の精神的苦労は大変だ。 歴史歪曲問題は例年の行事として乗り越えることはできるが、2カ月ほど前に浮上した独島(ドクト、日本名・竹島)領有権論争は、家庭紛争にまで拡大するケースもある。 結婚後、意見表示はなかったが、突然思い出したように独島領有権を主張する日本人の夫に、夜の生活を拒否する韓国人の妻の覚悟は悲壮だ。 彼女の話を聞くと、韓日外交当局者間の口げんかが、家庭で随時再燃しているといえる。

別の韓国人女性は、職場から帰宅した日本人の夫に、数日間、夕食の支度を拒否した。 ある日、夫が降参しながら、家庭における独島論争の終息を求めた。 「竹島、いや独島、独島はお前のものだから持っていけ。だから夕食をくれ」。韓日夫婦らはこういうことを体験しながら、お互いを理解して愛を育てていく。 これら夫婦は、あいまいなことやあいまいな表現を嫌う。 何事もはっきりとさせる新世代的な考え方だ。

 
日本人がよく使う言葉の中に「前向きに検討」という言葉がある。 特に、韓日交渉で発表される声明や記者会見で、歴史歪曲問題是正および○○委員会設置や、自由貿易協定推進などで、「前向き」という単語が漢方薬の甘草のように混じって入ってくる。 この時、われわれは前向きという単語をほとんど100%、「積極的」(positively)と解釈する半面、日本側は「そういう方向で考えてみる(keep a note)」ととらえるケースがほとんどであり、何か事態が発生する度に、認識に大きな隔たりが表れる。

こうした言語の文化が、両国間の葛藤の要因になるのは言うまでもない。 あいまいの死角地帯である。 にもかかわらず、韓国の対日外交文書や政治家らの国会発言で、「前向き」という単語が思慮なく乱用されているのは本当にぶざまである。 韓国の国語辞典にも出てこない、その意味が違うように受け止められるこの日本の言葉を、われわれはむやみに使っている。 こうした理由で、日本は重大な外交問題を検討しながら「前向き」という言葉の後ろに隠れてしまい、われわれはその単語の仮面を剥げずに入る。 韓国をよく知る日本人が見れば、これはちょうど弄ぶのに十分なほど軽薄な親日派や知日派の姿でもある。

歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)氏が、韓日両国間の歴史や独島論争に軽く飛び込んで面食らったのは、日本の本当の姿に接近する機会が少なかったためだろう。 「日本はない」という本が日本をあまりにも小さく押しつぶしている半面、趙英男氏の言動は日本をあまりも大きく見ることに慣れていた。 彼が、国際結婚をした韓日夫婦の苦悩の種が何か理解しようと努力したり、せめて「前向き」という単語の使い方でも正しく知っていたなら、今のような受難はなかったはずだ。

ところが、彼が今、両国の犠牲となるような現象が表れ、これこそもっと大変なことだという印象を受ける。 趙英男氏は韓国メディアから埋葬され、日本世論は彼にもっと堂々としろと要求する。 両国の一部の世論の間に挟まれた彼が、あまりにもみずぼらしくなっている。 彼を俎上に載せ、お互い相手国の世論を批判する材料として活用する醜態をやめない。 趙英男氏が話した反語法やハイギャグは聞き流せばいいことだ。 お互いこれを後押しして増幅させるのは、われわれの品格に合わない。

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