北朝鮮軍第1人者の黄炳瑞、またひざまずいて金正恩に報告

北朝鮮軍第1人者の黄炳瑞、またひざまずいて金正恩に報告

2016年08月08日07時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)人民軍総政治局長が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長にひざまずいて報告する姿が6日、北朝鮮官営朝鮮中央テレビで放送された。黄炳瑞は北朝鮮軍最高位職で、崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党中央委員会副委員長と北朝鮮内の権力ナンバー2の地位を争うほどの実力者として知られている。

  朝鮮中央テレビはこの日、5-7月までの金正恩の軍関連公開活動を集めた記録映画(『金正恩同志が人民軍事業を現地で指導』)を放送した。金正恩は先月15日、「軍人の家族の芸術小組(チーム)競演」で入賞したチームの公演を観覧し、そこで黄炳瑞(ファン・ビョンソ)がひざまずく姿が出てきた。金正恩の右側(画面では左側)に座っていた黄炳瑞がひざまずいて右手で口を覆いながら何度も背中を曲げて金正恩に話しかけた。黄炳瑞は椅子にもたれて座った金正恩と目の高さを合わせ、極度に謙虚な姿を見せた。対話の内容は確認されなかった。

  金正恩の左側に座ってこの姿を見ていた徐鴻賛(ソ・ホンチャン)人民武力省第1副長官は半分ほど体を起こすなど、そわそわする姿も見られた。黄炳瑞は昨年6月、金正恩と歩いている途中、自分が一歩ほど前にいることに気づき、慌てて後ろに退く姿が放送されたりもした。2012年3月には当時の呉克烈(オ・グクリョル)国防委副委員長(81)が家族と一緒に金正恩の前で歌を歌って忠誠を誓った。

  北朝鮮の宣伝方式と手段を研究しているチョン・ヨンソン建国大統一人文学研究団教授は「年齢と職責を問わず金正恩に絶対忠誠を尽くしてもてなす姿を意図的に放送したとみられる」とし「金正恩に忠誠を尽くせという政治宣伝の一環」と分析した。

  金根植(キム・グンシク)慶南大政治外交学科教授は「自発的に金正恩を絶対視する側面もあるかもしれないが、(金正恩の)叔母の夫だった張成沢(チャン・ソンテク)が片足を前に出して立ったり拍手を適当にして処刑される状況や最高位職がぺこぺこする姿を住民にすべて見せることで結局、住民の忠誠を引き出そうとする」と述べた。
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