2000万ウォンの無人機、農薬散布用AN-2機…安価な武器で意表つく(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 16:34
もちろん一部では北朝鮮の安価な非対称戦力をあまりにも過大評価しているという言葉もある。「量は多いが質は落ちる」ということだ。代表的なのが長射程砲だ。1994年に北朝鮮側の「ソウル火の海」脅威後、ソウルを打撃圏とする休戦ライン北側の約350門の長射程砲は重大な脅威と見なされてきた。しかしある退役将軍は「ソウルのような大規模“コンクリート都市”を“火の海”とするほどの威力ではない」と断言した。
今回発見された北朝鮮の小型無人機も基礎的な情報用レベルで、実際の殺傷能力はほとんどないため、威力が過度に誇張されたと話す専門家が少なくない。いずれにしても、安価な非対称戦力により軍は莫大な費用を支払わなければならない。