韓国の性意識に変化? 大通りに出てきたアダルトショップ(1)

韓国の性意識に変化? 大通りに出てきたアダルトショップ(1)

2018年01月03日16時10分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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昨年12月27日に訪れたソウル江南区新沙洞カロスギルのアダルトショップ「N.19」の2階入口の様子。
  大韓民国のトレンドをリードするソウル江南区新沙洞(カンナムグ・シンサドン)カロスギル。2カ月前、ここに何の説明もなく外壁に「N.19」という文字が出入り口に取り付けられた5階規模のショップ(404平方メートル、約120坪)が登場した。外側だけをみると新しいグローバルファッションブランドが入店したのかと見まごうほどだった。しかし建物をまるごと借り切って入店したショップが販売しているのは「大人のおもちゃ」、つまり「アダルトグッズ」だ。

  アダルトグッズといえば思い浮かぶ「自由路」や薄暗い裏路地ではない、ソウル市内でもテナント料が特に高いことで有名な商圏の大通りにこれほどの規模のショップが登場したことはそれだけですぐに話題になった。昨年12月初め、感覚的なショップのインテリア紹介映像がSNSに流れるや訪問客が200%以上急増した。

  N.19を企画して出店したのは韓国のメディアコマース(バリューコマースとも呼ばれる)のトップランナー、「Blank TV」だ。同社は2016年に事業を立ち上げて創業初年度に売上100億ウォン(10億5500万円)を記録した有力メディアスタートアップだ。昨年、孫正義会長が率いるソフトバンクグループが100億ウォンの投資を決めて注目された会社でもある。

  メディアコマースは商品を企画してオンデマンド製作で作った後、商品の広報は全面的にソーシャルメディアに頼る形態の流通だ。フェイスブックやインスタグラムでふと開いてみた商品体験動画がすぐに購入につながるため、恐ろしいほどの成長を遂げている。だが、進出が容易なのでレッドオーシャンに変わっていく傾向だ。このような状況の中、ソフトバンクの投資で勢いをつけた同社は、次世代の稼ぎ手にアダルトグッズを選び、オフラインショップへの大胆な投資を進めた。

  昨年12月27日に訪れたN.19のショップには客足が絶えなかった。1階で成人であることを確認するために身分証明証を提示してチェックを受けて入れば、2階はこのセレクトショップでできることが何なのかを案内する階になっている。壁面にはコンドームの箱がインスタレーション美術品のように陳列されている。

  火曜日から日曜日の正午から午後9時まで営業しているが、平日には約300人、週末には1000人以上が訪問する。写真を撮りに来て、現場で購入する消費者が多い。訪問客の90%は20代初盤から30代初盤のカップルだ。オン・オフラインの実購入者の約60%は女性だ。階ごとに配置されたスタッフは男女共に「スタッフ」と書かれた白シャツにスーツのズボン姿だ。3階は男性のためのグッズが集められている。使い込まれたジムのような雰囲気を演出するためにサンドバッグが吊るされ、世界各国の男性用おもちゃが価格帯別に分類されている。オンラインでは分からない触感や包装形態、使用法などを確認することができる。特定の性を対象化したり露骨な商品や嫌悪感を与えたりするような商品は排除したという。

韓国の性意識に変化? 大通りに出てきたアダルトショップ(2)

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  • 昨年12月27日に訪れたソウル江南区新沙洞カロスギルのアダルトショップ「N.19」の2階入口の様子。
  • インテリアグッズのように美しく陳列された商品。