韓国、石炭火力発電所8カ所を1カ月間シャットダウン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.16 15:53
15日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任後、3番目の業務指示として「粒子状物質の削減」に関する対策を出した。文大統領はこの日午後2時、ソウル陽川区(ヤンチョング)のウンジョン小学校で開かれた「粒子状物質を正しく分かる教室」で老朽化した火力発電所8カ所を「シャットダウン(一時稼働停止)」すると発表した。この発電所は6月に1カ月間停止し、来年からは3~6月の4カ月間稼働が停止される。
産業通商資源部によると、現在、全国で運営している石炭火力発電所59基のうち稼動を初めて30年以上となった老朽化した発電所は10基だ。この中で稼働を停止する発電所は湖南(ホナム)1・2号基を除いた8基だ。湖南1・2号基は、大規模の工場が密集している全南麗水(チョンナム・ヨス)産業団地に位置しており、稼働停止対象から外された。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこの発電所10カ所を文大統領の任期内に全部閉鎖し、時期も最大限操り上げることにした。これと同時に、粒子状物質対策機構を設置して今年の冬から施行する対策を立てることにした。