米国のアジア中距離ミサイル配備まで茨の道
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.30 15:40
中国とロシアを牽制(けんせい)するために西太平洋に地上中距離ミサイル配備を推進している米国にとって、基地確保までは茨の道になりそうだ。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は30日、米国のアジア基地拡充計画が集中砲火を受けていると報じた。米国の外交・安保分析企業「ストラトフォー(Stratfor)」も最近の報告書で米国がアジアでミサイル基地の受け入れ国を見つけることが容易なことではないと見通した。
米国の中距離ミサイル配備推進に対し、すでに「座視しない」との姿勢を示していた中国は29日、改めて断固たる反対意志を表明した。中国国防部の任国強報道官はこの日、月例記者会見で「米国がアジアに中距離ミサイルを配備することに対し、断固たる反対の意を表示した」とし「中国が正当な国家安保利益を守護するという意志と決心は確固不動だ」と明らかにした。